子供の雪による災害

子供の雪による災害について、雪国に住んでいる人にとって雪は珍しいものでもないので、そんなにはしゃぐこともないのですが、何年かに一度の大雪が降る地方の人にとって雪は珍しいので、はしゃいでしまいます。特に子供は雪が好きです。

最近の子供は、スマホやテレビのゲームに夢中になり、あまり外に出なくなりました。でも、雪が降るとうれしくて外に出たくなります。まして積もると尚のことです。しかし、雪国でない地方の子供は雪に対する免疫力がありません。薄着で外へ出たり、雪に滑りやすい底の靴だったり・・・風邪をひいたり思わぬ災害を招いたりします。

雪の遊びの定番といえば雪だるまや雪山づくりに雪合戦などがあります。雪だるまや雪山づくりは、大きなものをつくろうとすれば長時間外にいることになります。寒さに慣れていない子供にとって長時間外にいることは、すなわち風邪をひくことになります。適度に中へ入って暖をとるように大人たちが注意してあげてください。

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子供は加減をするのが苦手です。雪合戦など夢中になり、相手にダメージを与えたくて大玉や固く圧縮した玉を投げてきます。特に固く圧縮した玉は服の上からでも痣ができるほど痛いですし、まして顔に当たると大けがをします。大人たちがちゃんとしたルールを決めて注意してあげてください。

子供は大人たちが思いもよらない事をやりだしたりします。これは私の子供の頃の話です。めったに雪が降らない地方に住んでる私は雪が積もったうれしさに家にあったスキー板を出してきて妹と二人でスキーをしようとしました。当然、地面が平らなので滑りません。そこで目についたのが屋根です。スキー板を持って屋根へ登ろうとしたところ、慌てて親に止められ難を逃れました。あのまま滑っていたら大けがしてました。

その他、雪に滑りやすい靴で外へ出て走り回って滑って水路や池に落ちたり、車道へ出て車にひかれるなど危険が数多くあります。子供にとって危険より楽しいことが優先されてしまいます。大人たちが何が危険でどういう行動すれば危険なのかを教えてやることが何より大事なことです。

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車の雪による災害
レジャーの雪による災害
除雪作業時の災害