インナー
インナーは、保水力・速乾性に優れている生地(ポリエステル・ナイロンなど)のものを使うといいでしょう。寒い雪国でも除雪作業を行えば汗を掻きます。綿などの給水力の強い生地のものを使えば、極寒地では汗は一気に冷えるので体を冷やしてしまいます。ポリエステル・ナイロンは保水力・速乾性に優れているほか保湿力にも優れています。
保湿力とは、人によっては「自分は汗を掻かない体質なんだ!」って言ってる人がいますが、そういう人は実は見えない汗(水蒸気汗)を掻いているんです。その水蒸気汗からも守ってくれるので体を冷やすこともありません。
服(上)
インナーの上はトレーナーもしくはセーター、インナーは長袖を着ていれば上に汗が染みていくことがないので給水力が高いものでもかまいません。寒さを防げる程度のものを着てください。その上は雨合羽、ウインドブレーカーなど雨、雪、風を防げる程度のものを着てください。スキーウェアーのような完全防寒タイプは動きにくい上、汗を掻きやすいので不向きです。寒い日はその上にダウンベストを着るのもいいでしょう。
ズボン
防水のものを穿いてください。雨合羽、ウインドブレーカーの上下があればそれでOKです。
靴・手袋
靴は防水タイプの長さ30cm以上で、靴底は滑りにくい溝がある長靴を履いてください。釣り用の磯靴なんかもいいです。
手袋も防水タイプのものを使ってください。スキー用の手袋なんかいいと思いますが、なければ厚手の軍手の上に大きめのゴム手袋を履くのもいいでしょう。
その他
ニット帽は寒さ除け、タオルマフラーは汗拭きのために使うのもいいです。